神戸市長田区について

神戸市長田区とは？

長田区の歴史

長田区の歴史は弥生時代にまでさかのぼることができます。

神戸三大神社の一つである長田神社境内を中心に弥生式土器が苅藻川流域で多数出土しており、この苅藻川に沿って長く拓けた田の美称として、長田の名が起こったと言われています。

 

その後、大化の改新前後には古代の山陽道が整備されました。

平安時代末期から南北朝時代には、有名な源平合戦や湊川合戦などの数々の主戦場となりました。

そして、明治に至るまで、農村地域としてそれぞれの地域は発展してきました。

 

また近代では昭和13年の阪神大水害により区内全戸数の80％が被害を受け、第2次世界大戦では壊滅的な打撃を受けました。更には平成7年の阪神淡路大震災では神戸市内で最も被害を受けた区の一つとなります。

 

長田区の地域情報

神戸市の区の中でも一番面積は小さいですが、人口密度は神戸市内で一番高い区となっています。

南北に細長い形状で北側には六甲山地の一つである高取山があり、南側には長田港があり、古来より外国人の集落が形成されてきました。

産業としてはゴム関連やケミカルシューズ産業が発展しており、地域の特性となっています。

また長田区の中心地は弊社の本店が所在するJR新長田駅周辺のエリアとなっており、商業施設や庁舎などが集まっています。新長田エリアは阪神淡路大震災では特に甚大な被害を受けた区になりますが、再開発や復興もほぼ完了して神戸の副都心の一つとして賑わいを取り戻しつつあります。

また、区の南エリアを中心に本場の味のお好み焼き、焼肉、冷麺などが数多くあり、近年はB級グルメの街としても注目されています。